生活を支える日用品とその国内事情

私たちは沢山のモノに囲まれて生活しています。その中で、食料品や衣料品以外の生活に必要な雑貨を指して日用品と呼んでいます。大半はすぐに使うものではないのですが、やはり無いと困るということである程度買い置きをしていることが多いです。贈答品として頂くこともありますね。

日用品と聞いて最初に浮かぶのはトイレットペーパーなどの衛生用品や石鹸・洗剤でしょうか。使うと無くなってしまいますから、常にある程度ストックしておきたいですね。洗剤や食品ラップ等の台所で使う日用品も纏め買いをすることが多いですね。通販の場合送料が掛かるので、なおさらその傾向が有るようです。

常日頃使っているつもりの日用品の中には、季節や行事に絡んで使う機会が増えるものがあります。例えば季節の変わり目には防虫剤。制汗剤や日焼け止めは春から夏にかけて。夏は液体・マット式の蚊取り。秋から冬になると空気が乾燥するためリップクリームやハンドクリーム、カイロの出番が増えてきます。

年末に大掃除をするご家庭も多いですよね。掃除に使う日用品の中でもガラス用の洗剤は特にこの時期によく売れるそうです。またお彼岸やお盆、年末年始は仏事用にろうそくや線香などの需要が高くなります。

ところで、経産省によると日本では1980年代から「モノの豊かさ」より「心の豊かさ」を求める傾向が顕著になってモノへの支出が減っていて、とくにバブル崩壊後から日用品関連産業の出荷額は半減しているそうです。輸出入で見ても、輸入が輸出を上回る状態が20年以上続いていて、安い輸入品にシェアを取られているのが実情です。

しかしバブル崩壊後の消費者は必ずしも安いものを求めているわけではなく、自分にとってこだわりのあるモノに関しては多少高くても購入する傾向があります。これは日用品でも同じことで、消費者のニーズに応える品質や機能性の高さ、デザインの良さなど、付加価値の高い製品を送り出すことが、日本の日用品メーカーの発展に繋がると経産省は提言しています。

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