男にとって化粧品とは、個人個人にもよるでしょうが
自分にとって化粧品は今ではあまりなじみの無いものの一つです。
物心ついたころは、化粧品といえば家にあるのは母や姉が使っていたのを
見てましたが、特に興味もなかったのですが、
興味本位でマニキュアを1本の指に試して塗ったのを思い出します。
男性用化粧品として興味をもったのは小学校の高学年になったころでしょうか。
当時は資生堂のMG5が人気でした。
テレビコマーシャルで当時は人気の草刈正雄を起用して、
モウチョット大きくなったらこれ使いたいなぁなどと思っておりました。
親戚で、資生堂の商品と文房具を販売している叔父さんと
カネボウ化粧品と薬局を兼ねて販売している叔母さんがいて
よく遊びに行っては、人気俳優のポスターをもらっていました。
その後、発売され世の中に広まったのが「マンダム」シリーズです。
TVCMではチャールズ・ブロンソンを起用して、「う~ん、マンダム」の決め台詞や
そのCMの音楽もTVスポットのおかげてよく耳になじんでたのを思い出します。
何を隠そう、洋楽ではじめて買ったレコードはこのCMソングで大ヒットした
「男の世界」ジェリー・ウォレスでした。まだ小学生がでしたがどうしても
このマンダムがほしくて親に買ってもらい、CMのような開け方をまねしたものです。
田舎でもこれだけ人気が出ていたくらいです。このマンダムで社名も
『丹頂』から『マンダム』に変えてそれまでの丹頂チックのイメージが一新され
現在にまでいたっております。
この化粧品ほどCMによって売れ行きが大きく変わるといってもいいのではないでしょうか。
女性用の化粧品ですと、資生堂、カネボウ、コーセー、シャネル(CHANEL)、SK-II などなど
数え切れないくらいあり、CMも各社有名女優を起用して美しさを競い合っています。
自分はこの年になると、化粧品はほとんど使うことがありませんが、
女性はいくつになっても、化粧品は無くてはならないものの一つと言えるのではないのでしょうか。